家族の不思議

 

家族って不思議ですよね。

 

夫婦でない限り、選んだわけでもない相手と

 

「家族だから」というだけの理由で

 

一生の付き合いをする。

 

 

他人なら許せることも、家族は許せなかったり

 

他人なら言えることも、家族には言えなかったり

 

他人にはしないことを、家族にはしてしまったり

 

 

家族だって、人間。

 

母である、父である、兄である、家族の○○である、

 

その前に、一人の人間なのだ。

 

でもついつい、「人間○○」である前に「母」や「娘」というラベルを貼ってしまう。

 

だから本当に苦しい。

 

家族なのに、なぜ違うの?

 

家族なのに、なぜわからないの?

 

家族なのに、なぜ?なぜ?

 

 

 

そんな時は、

 

家族というラベルをそ〜っと剥がして

 

ただの人間として相手を見ることができたらいいな。

 

自分自身にくっつけたラベルも剥がして

 

ただの人間として自分を感じてあげられたらいいな。

 

「家族かくあるべし」というでっち上げの理想像を捨てて

 

家族も私も、一個の人間として尊重できたらいいな。

 

 

 

そうしてそこから、

 

そんな中でなぜか一緒にいるこの不思議を

 

ありがたく受け取ってみよう。

 

親も、きょうだいも、子も、みんな初めての人生を

 

右往左往しながら生きてるんだ。

 

誰も正解を知らない中で。