境界線

 

ヨガのクラスでカミングアウトしちゃいました。

 

これまでずっと誰にも言わなかったことなんですけど・・・

 

子供の頃から、私と世界の間には境界線があったんです。

 

で、いつも私は世界の外側にいました。

 

この感じ、わかりますかね??

 

家族と一緒でも、友達と一緒でも、「みんな」や「世界」という大きなくくりの外側に

 

私はいたんです。

 

 

ユニークで素敵な時間でしたが、

 

それはそれは、孤独でした(笑)

 

 

 

境界線は、自分の中にもあります。

 

「私」と「私のココロ」

 

「私」と「私のカラダ」

 

「私」と「私でないもの」

 

「私のもの」と「そうでないもの」

 

「こっち側」と「あっち側」

 

 ・・・

 

大なり小なり、皆さんもあるはずです。

 

さて。その境界線は一体どこにあるのでしょうか。

 

どこまでが私でどこからが違うのか。

 

 

 

世界を見るとき、私たちは自分の眼や体、体験を通して世界に触れています。

 

これは世界を通じて自分の眼、体、体験を見ているということですね。

 

つまり、世界と自分自身は重なってそこにあるのです。

 

その風景に境界線はありません。

 

「あなたの体験」と、「体験しているあなた」を切り離せないように

 

「世界」も「自分」も区別なくそこにある。

 

 

二つは一つ。コインの裏表なのです。

 

 

 

今思えば私は、存在しない境界線を自分で勝手に引いて、

 

勝手に切り離されたと泣いてただけなんです。

 

境界線なんてどこにもない。

 

最初からずっと、

 

世界はそのまま私で、私がそのまま世界だった。

 

 

 

そう気づいてから、長年の孤独感がふんわりと薄れていきました。

 

もちろん、境界線を感じることは今もあります。

 

でも 今さら問題にはなりません。

 

消そうとする必要すらないのです。

 

だってそれはフィクション、もともと無いものなんですから。

 

逆に言えば、どんなにもがいても離れられない。

 

線を引こうが戦争をしようが。

 

私たちは、何もしなくても、もともと一つなのだから。

 

そうとわかれば、安心して命を生きるのみ。

 

どんなにジタバタしても、絶対にはみ出ないこの世界を

 

今日も思い切り生きよう!!