凡夫を生きる

皆さんこんにちは、凡夫です。

 

「凡夫」と書いて「ぼんぷ」と読みます。

 

仏教用語で、人間という意味です。

 

人間には、煩悩が尽きません。

 

そして人間には、何の力もありません。

 

 

 

お釈迦様は覚りをひらき、全ての煩悩を滅したと言われています。

 

でも私たちはただの人。

 

お金持ちも貧乏人も、大統領も小学生もみーーーんなおんなじただの人です。

 

お天気を変える力も、全ての悩みを消す力もありません。

 

 

 

一見当たり前のようなこの事実に、私自身はっきりと気づいたのはごく最近のことです。

 

かといって「私は超スゴイ人だ」と思っていたわけではありませんが、、(笑)

 

ただ、あることに対して「自分で決めたことだから、ちゃんとやらなきゃ」というコダワリがずっとあったんです。

 

これ実は「私はちゃんとやれるはずだ」というココロの裏返しなんですよね。

 

期待は、裏切られると苦しみに変わります。

 

 

 

うまくやる力のないものが凡夫です。

 

そもそも凡夫には自分で決める力などないのです。

 

全ては縁によって、そうさせていただいてることなのです。

 

凡夫は、良い(と感じる)ことも悪い(と感じる)ことも、

 

ただただ、全てをいただくことしかできません。

 

 

 

 

   あっ、そうか。

 

   私は凡夫なんだった。

 

 

そう気づいたら、余計な力が抜けていきました。

 

間違えて、OK。

 

失敗して、OK。

 

誤解されて、OK。

 

どんな大事なことでもね。

 

 

 

できたら、感謝。

 

できなくても、感謝。

 

それが「凡夫」なのです。

 

 

 

「私は、私は!」というコダワリを捨てて凡夫を生きる。

 

女子力もいいけど凡夫力、上げていきませんか。