新年度がスタートして1ヶ月が過ぎました。
新しい環境になって、戸惑ったり疲れたりという方もいたのでは??
先が見えないとき、理解できないことに出会ったとき、
不安ですよね。怖いですよね>_<
「これは一体なんだ?」
「これからどうなるんだろう?」
「もしも、こうなったら・・・」
あることないこと考えて、ますます不安は大きくなるばかり。
「考える」というチカラのおかげで、
私たちは対策を立てたり、失敗から学んだりできるのですが
「考える」というチカラのおかげで、
いらないストレスまで生み出されていることも結構あるのです。
そんな時は、ムダな意味づけをやめてみる。
人の心を深読みしたり、こじつけによる妄想をお休みする。
そして「あきらめる」。
「あきらめる」=「明らめる」
「あきらめる」とは、本来「明らかにすること」
投げ捨てて目をそらすのではなく、しっかりとらえて見つめること。
何を見つめ明らかにするのか?
いま・ここと、そうでないものを区別すること。
何がリアルで、何がバーチャルなのか。
実際に起きているのは何なのか。
映画をバーチャルとして楽しむように、
頭の中のバーチャルといまここのリアルをしっかり区別すること。
(余談ですが統合失調症などで幻聴・妄想に悩まされる人はこの境界がわからなくなります。
つまり四六時中バーチャルから解放されることがないのです。
実在しないものに現実が乱される苦しみ、本当に大変だと思います。)
そして「明らめ」の後にくるのが「気づき」です。
明らめれば気づき、気づきは選択肢を生みだします。
私たちが何かを選択できる時間は、過去にも未来にもなく
いまこの瞬間のみ。
一度きりの人生の、主導権を握れるのは「いま」という時間だけなのです。
6月から、YOGASOLUNAでの担当クラスが増えることになりました。
大ベテランで大人気のTAKAKO先生の後任ということで、
正直少し…いや、かなりプレッシャーを感じていました。
ここ数週間、私は「比較」というバーチャルの世界を漂っては
悶々としていることが多いのでした。
しかしリアルにとどまってみれば、世界は増えもせず減りもせず
命はいつの瞬間も完璧で、私は、この命をただまっとうするだけ。
比較も自責もまったく必要ないのです。
そう。あきらめるとは、
「ジタバタする必要がまったくない」という事実に気づくことだったりします。
(だからこそ、「諦める」は現在のような意味合いで使われているんでしょうね。)
そう気付いたあとでも私は時々妄想にお出かけし、ふと気づいていまここに帰るのでした・・・
そんな風に、リアルとバーチャルの間で揺れる5月の日々でした。
〜6月13日からスタートの新しい担当クラス〜
・毎週火曜日 10:00〜 学べるハタヨガ
・毎週火曜日 11:45〜 リラックスヨガ
(どちらも75分 千葉YOGASOLUNAにて)
一緒に豊かな時間を過ごしましょう^^